出版月報 2019年11月号

【お詫びと訂正】
6月期の書籍頁数を誤った数値で集計しており、累計の平均頁数を修正致しました。お詫びして訂正いたします。
(誤)1〜10月期 平均頁数250頁 前年同期比97.7
(正)1〜10月期 平均頁数252頁 前年同期比98.4


[特集]図書館と出版の今を考える
●出版社にとって図書館は大事な存在
●求められるのは両者の協働

【特集の概要】
出版社にとって、図書館はどのような存在なのか。文芸書出版社では、2000 年頃から議論が続く複本問題を契機とした「無料貸本屋」論争など、何かと対立構図がクローズアップされている。一方、児童書や学術書の専門出版社にとって、図書館は自社の出版活動を維持するうえで欠かせない存在だ。
いわば図書館は自社の本を買ってくれるお得意様であると同時に、図書館の貸出によって自社の本が売れなくなる可能性を持った、二面性のある存在と言える。したがって出版社の図書館に対する考えは、文芸書、実用書、専門書など刊行ジャンルによって、大きく異なる。
今月号の特集では、図書館の現状とその役割を整理するとともに、出版社の立場、図書館の立場それぞれから「図書館」の在り方を考えてみたい。 (久保雅暖)

【その他コンテンツ】
● 出版傾向
書籍・雑誌の最新トレンドを解説
● 書籍のジャンル別売れ行き良好書リストと売れ筋のポイント
● Books Radar
書籍分野のトピックスと新刊情報
● Magazine Radar
新雑誌の売れ行き動向を分析
● Magazine & Multimedia Information
創・休刊誌一覧、雑誌/マルチメディア商品の新企画情報、ムック/コミックスの売れ行き良好書ランキング
● 電子出版
電子ストアの売れ行き良好書ランキング、電子出版関連のNews & Topics
● News File
出版業界の出来事をダイジェストで紹介
● 出版統計
月次の推定販売額・返品率、書籍・雑誌の部門別統計(新刊点数・発行部数・発行金額・平均価格)など
(毎月25日発行・B5判・平均52頁)
  • 2,200円(税込)