出版月報 2021年8月号

[特集]これからの雑誌メディアのあり方
●スマホの普及で雑誌のビジネスモデル変容
●コンテンツを核に、多様な収益源を構築

【特集の概要】
雑誌の販売金額が1998年に右肩下がりに転じてから20年以上が経つが、スマホが普及し始めた2010年代以降その落ち込みは一層加速している。定期誌に限ると、ここ数年は毎年1割前後の落ち込みが常態化、広告収入の減少も続くなかでメジャーな雑誌の休刊が相次いでいる。大きく伸長している電子出版も、雑誌はサブスクリプションサービスが頭打ちで恩恵を受けられていない。
紙の販売収入、広告収入の両輪だけでは成り立たなくなりつつある雑誌は、メディアとしてどのような将来像を描くのか。出版社の具体的な取り組みを取材した。 (水野敦史)

【その他コンテンツ】
● 出版傾向
書籍・雑誌の最新トレンドを解説
● 書籍のジャンル別売れ行き良好書リストと売れ筋のポイント
● Books Radar
書籍分野のトピックスと新刊情報
● Magazine Radar
新雑誌の売れ行き動向を分析
● Magazine & Multimedia Information
創・休刊誌一覧、ムック/コミックスの売れ行き良好書ランキング
● 電子出版
電子ストアの売れ行き良好書ランキング
● News File
出版業界の出来事をダイジェストで紹介
● 出版統計
月次の推定販売額・返品率、書籍・雑誌の部門別統計(新刊点数・発行部数・発行金額・平均価格)など
(2021年8月25日発行・B5判・50頁)
  • 2,200円(税込)