出版月報 2021年10月号

[特集]電子図書館の現状と課題
●コロナ禍を機に公共図書館で導入急増
●安定したコンテンツ供給が課題

【特集の概要】
新型コロナウイルス感染症の第一波で、昨年の4、5 月は休館を余儀なくされる公共図書館が相
次いだ。そうしたなか、急速に注目を集めたのが電子図書館だ。特に税金を基にした自治体におけ
る住民サービスとして成り立っている公共図書館では、非来館型サービスのニーズが一気に高まり、
昨年から導入館が急増している。
このように注目される電子図書館だが、その歴史や仕組みはいまひとつ知られていない。そこで、
それらを説き明かすとともに、現状の課題と今後の展望を各事業者や自治体図書館担当者、出版社への取材から明らかにしたい。 (水野敦史)

【その他コンテンツ】
● 出版傾向
書籍・雑誌の最新トレンドを解説
● 書籍のジャンル別売れ行き良好書リストと売れ筋のポイント
● Books Radar
書籍分野のトピックスと新刊情報
● Magazine Radar
新雑誌の売れ行き動向を分析
● Magazine & Multimedia Information
創・休刊誌一覧、ムック/コミックスの売れ行き良好書ランキング
● 電子出版
電子ストアの売れ行き良好書ランキング
● News File
出版業界の出来事をダイジェストで紹介
● 出版統計
月次の推定販売額・返品率、書籍・雑誌の部門別統計(新刊点数・発行部数・発行金額・平均価格)など
(2021年10月25日発行・B5判・48頁)
  • 2,200円(税込)