出版月報 2021年12月号

[特集]2021年出版動向
●1〜11月期で0.4%減、コミックスは21年も好調に推移
●業界再編の動きがさらに加速
●【書籍】書籍市場は2.5%増 文芸書、児童書が好調に推移
●【雑誌】全体で3.9%減、コミックはバブル落ち着くも根強い購買力 雑誌は縮小続き、刊行頻度・価格・付録のあり方見直し相次ぐ

【特集の概要】
2021年1〜11月期の紙の出版物販売金額は前年同期比0.4%減。年間実績では約1%減の1兆2,100億円台となる見込みだ。上半期はプラスで推移したが、下半期は書籍、雑誌ともにマイナスが続いている。コロナ禍以前の2019年1〜11月期と比較すると2.2%減。じりじりと紙の市場は縮小している。しかし、電子出版市場は前年を2割程度上回ると見込まれ、紙と電子を合わせた市場はプラスとなることが確実だ。(久保雅暖)

【その他コンテンツ】
● 書籍のジャンル別売れ行き良好書リストと売れ筋のポイント
● Books Radar
書籍分野のトピックスと新刊情報
● mini report
中国、韓国の出版市場
中国は児童書が好調、韓国はWEBTOONの世界展開を加速
● Magazine Radar
新雑誌の売れ行き動向を分析
● Magazine & Multimedia Information
創・休刊誌一覧/ムック/コミックスの売れ行き良好書ランキング
● 電子出版
電子ストアの売れ行き良好書ランキング
● News File
出版業界の出来事をダイジェストで紹介
● 出版統計
月次の推定販売額・返品率、書籍・雑誌の部門別統計(新刊点数・発行部数・発行金額・平均価格)など
(2021年12月24日発行・B5判・58頁)
  • 2,200円(税込)