出版月報 2022年2月号

[特集]コミック市場2021 変遷から読み解く読者とコミック
●市場規模、過去最大を更新する6,759億円
●電子出版とコロナ禍でポテンシャルを発揮したコミック
●激動の10年を振り返る

【特集の概要】
2020 年、パンデミック下の日本で、コミックはかつてない勢いを見せた。『鬼滅の刃』(集英社)が空前絶後のブームになったほかヒットも多く、紙と電子をあわせた市場は過去最大となった。
翌21年は、前年の反動を受けるかに思われたが、蓋を開けてみればコミックは二桁増となった。
前年、多くの新規ユーザーを獲得した電子コミックは引き続き続伸。紙コミックも新たなヒットが登場し、前年に迫る規模で推移。
この勢いに、これまでコミックを出してこなかった出版社が参入を表明、「縦スクロールコミック」の出現で業界外からも熱い眼差しが注がれている。本特集ではおよそ10年の変遷を振り返るとともに、21 年のコミック市場をレポートする。 (柴田恭平)

【その他コンテンツ】
● 出版傾向
書籍・雑誌の最新トレンドを解説
● 書籍のジャンル別売れ行き良好書リストと売れ筋のポイント
● Books Radar
書籍分野のトピックスと新刊情報
● Magazine Radar
新雑誌の売れ行き動向を分析
● Magazine & Multimedia Information
創・休刊誌一覧/ムック/コミックスの売れ行き良好書ランキング
● 電子出版
電子ストアの売れ行き良好書ランキング
● News File
出版業界の出来事をダイジェストで紹介
● 出版統計
月次の推定販売額・返品率、書籍・雑誌の部門別統計(新刊点数・発行部数・発行金額・平均価格)など
(2022年2月25日発行・B5判・50頁)
  • 2,200円(税込)