出版月報 2022年11月号

[特集]GIGAスクール構想 デジタル教科書と出版界
●学びのデジタル化が進む
●ビジネスモデルが大きく転換、
●出版社はどのように対応していくか


【特集の概要】
文部科学省は8月に、2024年度から小・中学校の「英語」で学習用デジタル教科書を本格導入する方針を決定した。デジタル教科書導入の議論が本格化したのは政府が19年末に「GIGAスクール構想」を打ち出してからだ。同構想では小・中学生に1人1台の学習端末を4年かけて配備する計画だったが、新型コロナの流行によってオンライン学習の需要が一気に高まり、初年度の20年度にほぼ達成した。
「デジタル教育後進国」と称される日本だが、コロナ禍を機に、教育をデジタル化する動きが一気に加速している。教科書の検定・採択、流通といった基本的なことから、GIGAスクール構想の経緯と教科書デジタル化、教育のICT化の実情、教育現場に与える影響、出版社はどのような対応をとっているのかなど、その現状をレポートする。(久保雅暖)

【その他コンテンツ】
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月次の推定販売額・返品率、書籍・雑誌の部門別統計(新刊点数・発行部数・発行金額・平均価格)など
(2022年11月25日発行・B5判・44頁)
  • 2,200円(税込)