［第1特集］コミック市場 2023
●4年連続で過去最高を更新
　電子7.8％増、紙コミックスは19年を下回る

【特集の概要】
電子コミックの好調で6年連続のプラスとなったコミック市場。映像化作品は世界中で話題になるほどの大ヒットとなり、IPビジネスの源泉としてもコミック作品のポテンシャルの高さに出版業界のみならず注目している。2023年のコミック市場をレポートする。 （柴田恭平）

［第2特集］子どもの読書の現在地　［前編］
●子どもは本を読んでいる？
　　「全国学力・学習状況調査」の
　　「質問紙調査」にみる子どもの読書の“いま”

【特集の概要】
長年、「子どもが本を読まなくなった」、「子どもの活字離れ」ということが言われてきた。ところが児童書の販売金額は、ここ10年だけ見ても800〜900億円規模で推移し、15歳未満人口の減少に比して右肩下がりにはならなかった。このことだけでも「子どもが本を読まなくなった」には当たらないのだが、実際のところ「子どもの読書」（小学生・中学生）はどのように変化し、いま現在どうなっているのだろうか。今回、文部科学省が毎年実施している「全国学力・学習状況調査」の「質問紙調査」から読書にまつわる質問結果を中心に子どもの読書の現状を紐解き（前編）、また昨今の学校図書館や書店の状況も併せて子どもの読書における問題について考えてみたい（後編）。 （高橋史子）

【その他コンテンツ】
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● 創刊・休刊・刊行変更一覧
● 電子出版
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● 業界動向
News File、出版業界の主な出来事
● 出版統計
推定販売額・返品率、書籍・雑誌の部門別統計（新刊点数・発行部数・発行金額・平均価格）など
（2024年4月25日発行・B5判・85頁）