季刊 出版指標 2024年夏号

【お詫びと訂正】『季刊 出版指標』2024年夏号 P58〜59で発表した雑誌発行データの24年4〜6月期「発行銘柄数」、および84〜87頁で発表した月刊誌・週刊誌 部門別発行データ・累計(4〜6月期累計)の「出版点数」「前年同期比」に誤りがございました。
修正後の該当ページはこちら(PDFリンク)になります(黄色箇所)。お詫びして訂正いたします。

[第1特集]2024年上半期 書籍・雑誌分野別動向
●紙+電子出版市場
 上半期の紙+電子市場は
 1.5%減の7,902億円
 紙は5.0%減、電子は6.1%増

●書籍
 書籍推定販売金額は3.2%減
 文芸書・ビジネス書上向き、店頭は約2%増

●雑誌
 雑誌7.8%減、
 コミックス約17%の減少
 週刊誌の返品率は5割に迫る

[第2特集]2024年上半期 電子出版市場
●市場規模は6.1%増の2,697億円
 コミック6.5%増、書籍2.2%増、雑誌4.8%増

[第3特集]子どもの読書の現在地 [後編]
●学校図書館とリアル書店の現状から考える
 “子どもの読書環境を整える”こととは?
【特集の概要】
前編では、「全国学力・学習状況調査」の「質問紙調査」における読書時間の質問結果から子どもたちの読書の現状をみてきた。その結果、2014 〜 19 年頃までは子どもたちは比較的本をよく読んでおり、それが児童書の販売額や図書館での児童書貸出冊数にも表れていた。しかし、コロナ禍以後の21年以降は読書を「全くしない」子どもたちが増加し、読書をする子どもたちの読書時間も減りつつあるのではないかと述べた。さらに、自治体の読書調査の結果から、子どもたちの読書に学校図書館と書店が大きく関わっていることをみてきた。後編ではその学校図書館と書店の現状をみるとともに、子どもの読書が抱える問題点についても考えていきたい。 (高橋史子)

【その他コンテンツ】
● 書籍・売れ行き良好書
● Mook Ranking
● Comic Ranking
● Books Trends
書籍分野のトピックスや新刊情報
● Magazine Trends
雑誌分野のトピックスや売れ行き動向分析
● 創刊・休刊・刊行変更一覧
● 電子出版
電子ストアの売れ行き良好書ランキング
● 業界動向
News File、出版業界の主な出来事
● 出版統計
推定販売額・返品率、書籍・雑誌の部門別統計(新刊点数・発行部数・発行金額・平均価格)など
(2024年7月25日発行・B5判・88頁)
  • 4,400円(税込)